787系「つばめ」惜別乗車の旅 (part11)



 すぐに加速し、鹿児島総合車両所を通過します。
 787系もありましたが、九州新幹線が開業すると、この車両所に、787系の姿は消えるのでしょう。

車両所も見えなくなるまで、ずっと見ておりました。
 最初の停車駅、 伊集院(いじゅういん)駅に着きました。

 ここは、以前、枕崎へ向かう鹿児島交通(南薩線)の路線がありました。
ここで、グリーン車がほぼ満席になりました。
 伊集院を出て、しばらくすると、その鹿児島交通(南薩線)の跡が見えます。


 さて、しばらくすると、客室乗務員の方から、おしぼり、ドリンク、毛布のサービスがあります。

 「つばめ」に乗っていれば当然のサービスなんですが、これが九州新幹線が開業し、この787系が「リレーつばめ」となったら、このようなサービスがあるのかどうか…
 この787系は、照明が少し薄暗いです。
それを補うために、読書灯が備わっているのです。 これは、普通車でも同じです。
 さて、再び、阿久根駅の近くに来て、東シナ海が見えてきました。
 今日は、昨日よりも波が高かったです。 それもそのはずです。 実は、雪が降っていたのです。 
 このような木を見ていると、やはり南国へ来た…というイメージが沸きますよね。

 阿久根を過ぎて、東シナ海ともお別れしました。
 外は、雪が降っていましたので? わたくしは、雪を見ながらアイスを…ということで、アイスクリームを購入、今度は、バニラアイスです。 

中は、暖房で暖かく、その中で食べるアイス優越感がたまりません。
 こちらは、出水駅を過ぎたあたりの、九州新幹線の高架橋です。

 今回は、九州新幹線800系「つばめ」が見えるかと思いましたが、一度も見ることがありませんでした。
 こちらは、水俣駅です。

 肥薩オレンジ鉄道のためなのか、ホームのかさ上げ工事が、あちこちで行われておりました。 そう、八代〜川内間のすべての駅で工事が行われていたのです。
 ティータイムの時間にしようと、こちらのチーズケーキバーと紅茶をワゴンサービスから頼みました。

 そうグリーン車内でも、ワゴンサービスが来るので、グリーン車専属の客室乗務員でなくても注文ができるわけです。
 
 しばらくすると、八代海が見えてきました。

 そういえば、東シナ海や八代海の所では、客室乗務員から、案内放送があり、「つばめ」の景色から見えるのは、あと少し、と放送していました。
 ほんと寂しいものです。 この景色、実際に見ると、本当に良いですよ。
 今回の八代海は、波が高かったです。
陸に囲まれているはずなのに…と思いながら。 しかし、雪と風が強いため、その影響が海に出ているのですね。
 八代駅に着きました。
 ここまでは、単線でした。 しかも、反対列車の行き違いで、数分遅れていたので、複線になるここから、かなり速度を上げることでしょう。 

隣のホームには、肥薩線の人吉(ひとよし)行きがまっておりました。
 こちらは、九州新幹線が開業すると共に、開業する在来線の新八代駅です。

 だいぶ完成しておりました。 ここまで肥薩オレンジ鉄道の車両が乗り入れる…とかいてありました。
 この新八代駅は、新幹線と同一ホームで連絡するため、在来線が新幹線の路線へ向かうためのアプローチ線があります。
 それがこの画像です。
  アプローチ線と合流する地点あたりから、「つばめ」は遅れを回復するために、一気にスピードを上げました。
 これは、熊本駅の近くにある車両基地です。

この基地に、肥薩オレンジ鉄道の車両も数両いました。 しかし、この区間、あっという間のスピードで、カメラに撮ることが出来ず…
 17時、熊本駅に到着しました。
 まだ数分遅れていました。 豊肥(ほうひ)本線の特急「あそ」への乗り換えの案内が駅で響いていました。

 画像の車両は、急行「くまがわ」です。 この「くまがわ」も3月13日の改正で、特急に格上げされ、九州内の急行列車は消滅します。
 約30分ほどで、大牟田駅に着きました。
 このあたりでも雪がちらついておりました。 晴れたと思ったら雪が降ったり…ほんと変わった天気です。

 ちょうど、西鉄の特急列車が停まっていたので、撮りました。 でも、だいぶ暗くなってきたので、撮影が厳しい状態になってきました。




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